社会風刺ユーモアコラム〜ハブの卵〜

コラム☆餅ダメ!絶対!☆

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 以前、本コラムで、餅を喉につかえて命を落とす人が後を絶たないことから、餅を禁止 薬物に指定すべきだと、主張したのを覚えておいでだろうか?
 何?覚えてないって?!おいおい、やめてくれよ。その年で、認知症ですか?ハッハッハ・・・で、何の話だったっけ?

(そのコラムは読んだけど、その後、日本政府から記憶除去手術を施されたので、よく覚えてないという方は、コラム”間違い探 し”を参照されたし。)

 さて、その時のコラムで、ぼくは、餅を危険薬物にすべきだと書き、そうすれば、多くの老人を救えるだけでなく、危険という言葉を聞くと我先に飛んできて マッチョさをひけらかしたがる、いきがった若者達が餅を大量に摂取するようになり、そして、それが、苦境にあえぐ、日本の米の消費を拡大させ、最終的に日 本経済をM字開脚・・・いやV字回復に導くはずだと主張した。
カメラマン「あー、いいね。いいね。今度はもっと脚を開いてみようか?」
日本経済 「あー、こりゃ、恥ずかしい。」

閑話休題

 さて、どうして、この期に及んで、餅問題という話題を再浮上させたかというと、もちろん、ネタがなくなったからですね。
ウソです。ウソです。ネタは、まだまだ腐るほどありますから、安心して購読を続けてくださいね。ふー、危うく、本当の事しゃべっちまうとこだったぜ。

 この問題を再びもちだした本当の理由は、なんと、この話が、現実の話になろうとしてるからですね。そう、この冗談のつもりで書いたはずの、餅大量消費化 が、今や現実のものになろうとしているのだ。これが、どういうことか説明しよう。

 かねてより、ぼくの行っていた調査活動(家でごろごろテレビを見るの意)によって、銃と暴力と狂牛病のメッカ、アメリカ合衆国の若者達の間で、ぼくの主 張した餅をキメるかのような、行動が取られていることが判明したのだ。
 彼らのやってるのは、首絞めゲームという遊びで、これは、首を、他人の手、もしくは自分の手を使って、死にそうになるまで(時には死ぬまで)絞めて遊ぶ という、至極簡単なゲームだ。そして、その簡単さゆえに、ハンバーガーをこよなく愛するアメリカ人の間で広がりを見せているようだ。このままのペースで人 々の間に浸透していけば、近いうちに、アメリカ人が楽しむ一人遊びランキングで、一人遊びに革命をもたらしたツイスターを抜きさり、一位に躍り出るだろう という憶測も飛び交っている。
なお、一人ツイスターというのは、以下のようなものである。

 中年小太りの男が一人でドラゴンズヘッドの体勢(右手・左手・右足=青、左足=黄の姿勢)を取り、ルーレットを回している。
「えーと、右足赤か・・・うお、これは結構つらいな・・・次は・・・左手黄色・・・あ、あ、無理だ〜。(倒れる)ふー、一人ツイスターは面白いぜ!」

 つい、話が脱線したが(JRに責任はない)首を絞めて自らを苦しめるアメリカ人たちと、餅を食べて苦しむ、ぼくのコラムの若者達。偶然とはいえあまりに 似ている。
 この類似性を理解するには、なぜアメリカの若者達が、自分達の首を絞め始めたのかを、理解する必要がある。彼らの主張によれば、それによって”☆エク スィタシィー△!!!!”が得られるからだという。なるほど、これが本当なら、餅を喉につかえただえけでも”▽エクスィタシィー★!!!!”を感じること ができるはずだ。もし、そうなったら、間違いなく、みのもんたが、年老いたお譲ちゃん相手に”旦那の20倍快楽を与えてくれる食品”として紹介する日が やってきますね。
今や、餅を快楽と危険を併せ持った快楽食品として、アメリカに輸出し、日本経済をM字開脚に持っていくことも現実味を帯びてきたのである。

カメラマン「もっと!!!もっと開いて!!!そう!!!そう!!!そう!!!・・・
      ふー、お疲れ様でした。すね毛がいい感じでしたよ。」
日本経済 「いやー、俺もまだまだイケるな。」

閑話休題

 だが、本当に首を絞めることで、”$エクスィタシィー$!!!!”を感じることができるのだろうか?だって、もしそうだったら、「絞殺で他人を殺した殺 人鬼が人々に快楽を与え続け市民栄誉賞。」になってしまうし、餅にしても、あの正月にしかお目にかかれない地味な食品に、これほどの驚きの効果があると は、とても信じられない。
 餅と”□エクスィタシィー◆!!!!”ですよ。世界広しといえども、これほど異色の組み合わせは他に例を見ないだろう。

 だから、ぼくは、この首絞め=”潟Gクスィタシィー求I!!!”説は虚構だと踏んでいる。おそらく、決行理由として、快感は1割程度で、残りは「俺、昨 日首絞めてマジ死にかけた。」と、自慢したいだけなのではないだろうか?
 なにしろ、アメリカ人というのは、すぐマッチョぶる。やれ、「俺はサダム・フセインをやっつけた!」やれ「俺は、サダム・フセインと寝た!」やれ「俺は サダム・フセインのおじいちゃんちから、家宝の付け髭を盗んで、質屋に入れてやった!」。もう、こんなのばっかりですね。

 この背景には、アメリカ特有のチキン文化があると思う。他人がちょっと「あれはやりたくない。」というと、すぐ勇気がないと思い込んで、人間にできる最 大限のむかつく顔で「おいおい、お前チキン野郎か?こんなこともできねえのかよ?」というアレですね。
 で、言われるほうも、言われるほうで、すぐムキになって、自分がチキンでない事を証明しようと、おばあさんをぶん殴ったりするわけですね。あのムキにな りようを見ると、たぶん独立宣言に「すべての人民は臆病と呼ばれてはならない。」とでも書いてあるんでしょう。
 たから、この首絞めゲームにおいても、チキンといわれるのを恐れた中学生が、チキンでないことを証明しようと、嫌々首を絞め・・・(これ以上、細かく描 写すると、旦那を自殺に見せかけて殺して保険金を取ろうとしている奥さん方に大きなヒントを与えてしまうので省略する。)

 このチキンの法則は、なにも若者に限られた話ではない。中年以降にも、もれなく適用されており、事実アメリカの政治において、臆病者というレッテルを張 られることは、政治生命の死を意味する。チキンを忌み嫌う有権者は臆病者には投票しないからだ。
 そして、臆病者といわれるのは、たいてい戦争に反対したときなので、アメリカの政治家は、みんな熱心に戦争賛成キャンペーンを起こすわけだ。ただし、ベ トナム戦争の時に戦地に行かず、パパのコネでテキサスで遊んでいたとしても、臆病者とは呼ばれず、大統領をやってたりするわけだから、一丸にはいえない が。

 アメリカの政治家がこのチキンの呪いに犯されていれば、当然、国際政治にもこの原則を使おうとする。その行き着く先が、例えば、「湾岸戦争に金だけ出し て人をださねえなんてチキンだな。」「イラクに軍隊をおくらねえなんて、まったくチキンだぜ!」「牛肉くったくらいじゃ死なねえよ。チキンども!」など だ。
 それで、無視すればいいのに、日本の政治家や識者なんかも、アメリカナイズされ臆病者恐怖症に侵されているので、アメリカの言うなりになって動くのだ。

 もし、このまま進んでいけば、終着駅は、自分で自分の首をしめた子ども達と同じく、死である。だから、もう一度、以下のことを考え直すべきだ。
 強いのはそんなに偉いことなのか?臆病といわれるのは、チキンといわれるのは、そんなに悪いことなのか?戦争ばっかりしている人間より、毎日地道に卵を 産み続けるニワトリのほうが立派ではないのか?生まれてから、ずっと狭いところに閉じ込められて、死をじっと待つブロイラーのような、生き方があなたには できるのか?!
コッケッコッコッコッココーーーー!!!コケーーーー!!コケーーーー!!!
失礼。ニワトリの霊に体を占拠されてしまった。。

 つまり、ぼくが言いたかったのは、臆病を怖がって、行動に制限をかけるのは、おかしいということだ。臆病といわれようが、なんだろうが、自分の意思を しっかり持ち、やるやらないを決めるべきではないだろうか?

では、ぼくは自分の意思で餅でもキメてるよ。キメてる俺ってイケテルだろう?
ウッ、ウッ、ウッ!(息絶える)
 
2006.03.17
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